2009年 8月 3日
Usagi Project
転載歓迎
■ concrete5.3.2 日本語版 をリリースしました
Usagi Project は、このたび、 concrete5 の最新バージョンである、 5.3.2 日本語版をリリース致しました。
ダウンロードは
https://concrete5-japan.org/download/
今回は、セキュリティーホールの修正、管理画面の細かい機能追加や下書き機能の強化が行われました。
特に下書きブロックを多用されているユーザー様。アップグレード時に下書きブロックを新しいシステムに移行する作業が行われます。念のために、バックアップをきちんとおとりになってからアップグレードを行って下さい。
アップグレードの方法については、「アップグレード方法」のページを参照下さい。
尚、今回、「バックアップの仕方」ページを作成しました。これも、参考になさって下さい。
■ concrete5.3.2 日本語版 リリースノート
主な追加機能
- ファイルマネージャー新機能:
- ファイルの付加情報の一括編集ができるようになりました
- 複数ファイルアップロード時に、セットや付加情報の一括追加を行えるように
- ファイルマネージャーにおいて、セット毎のファイル一覧をリアルタイムで表示可能に。また、どのセットにも定義されていないファイルも指定表示可能に。
- 管理画面において複数の下書きブロックを管理可能に。「ユーザー」「サイト共通」の堺をなくしました。
- SEO強化
- getLinkToCollectionメソッドの修正により「ページリスト」ブロック等で、最後に「/(スラッシュ)」がつかないバグを修正。
- ファイルや内部ページリンクの最後に「/(スラッシュ)」がきちんとつくようになりました
- View::url() メソッドを修正。「/(スラッシュ)」がきちんとつくようになりました
- ユーザーがパスで指定したURLにアクセスした際に、301ヘッダーを送信し、転送されるようになりました。
- アクセス制限のページを訪問し、ログイン後に戻る際、「index,php?cID=XXX」ではなく、パスで指定したURLに戻るように修正。
- ユーザー定義のページタイプ用のアイコンを、「ページタイプ」のファイルセットに登録する事により指定出来るようになりました。
- 記事ブロック編集ウインドウのサイズを管理画面から指定出来るようになりました。
- 画像ブロックに最大縦横値を指定出来るようになりました。
- パスワード通知メールに、パスワードが記載されなくなり、2時間で期限が切れる変更の為の専用URLが送付されるようになりました。
- 管理画面中のブロック追加の操作画面を一新。IE7向けの修正も。
- ユーザー登録時CAPTHCA(認証画像)を標準装備。
- robots.txtを配布パッケージに追加
主なバグ修正
- Secunia Advisory SA35613、XSS、 CSRFなどのセキュリティーバグの修正
- 旧concrete5サポート機能のセキュリティーホールを改善。ユーザーのサーバーにある任意のシステムファイルが表示されてしまうバグを修正。
- TinyMCE内の内部画像リンクや、内部リンクが再編集出来ないバグを修正。
- ファイルアップロード中の反応を改善:
- サーバーの最大アップロード許可容量(max_upload_filesize)を超えている場合のエラーメッセージ
- エラーが起こった場合、推奨する設定を表示
- トークン(token)が原因で発生したバグでないのに、トークンで発生したバグであると報告してしまうバグを修正
- サーバーの権限やディスク容量不足でファイルがアップロード出来ない際に、きちんとしたエラーメッセージを表示し、リンクが挿入されないように修正など・・・。
その他の機能改善
- HTMLブロックの大きさを大きくしました
- アクセス制限がかかっているページを訪問した際、ログイン後に、そのページに戻ってくるように改善
- sitemap.xmlやサーチインデックスの改善
- 全ての内部ページをsitemap.xmlに組み込まないようにしました。
- 全ての内部ページは、検索インデックスに含まれないようになりました。
- 「カスタムテンプレート」の編集が、ユーザーの「書き込み許可」権限に従って出来るようになり、adminでなくても編集出来るようになりました
- ファイルマネジャーに「ファイル追加日時」と「有効中バージョン」の表示がされるようになりました
- キャッシュ用ディレクトリーが存在しないとき、ディレクトリーを生成するようになりました。
- IE6を使って管理画面にログインしようとするユーザーさんに、注意メッセージを表示するようになりました。
- プレインヨーグルトとグリーサラダに、「ログイン」「ログアウト」の表示が交互に表示されるようになりました。
その他のバグ修正
- ファイルマネージャーがメタデータを取り出す時のバグを修正
- Base hrefがテーマの中に存在した時のバグを修正。
- 外部HTML/PHPのページをconcrete5内で表示する際に、その外部ページの文字コードで表示されなかったIE6に関係するバグを修正。
- 「ページリスト」ブロックのプレビューにおいて、「特集ページ」が必須の場合に多くのページが表示されてしまうバグを修正。
- 通知メールの「From欄」を、自分のドメインからきちんと送られるような改善処理
- アンケートブロックに</form>がきちんと含まれるように修正
- フォームブロックを複製した際に、新しいフォームとしてログが残るように修正
- ユーザー認証が確認されていないユーザーの認証プロセスを改善
- 編集モード時にGoogle Mapブロックを表示させないように修正。ブロック移動時に移動しやすいようにする為です。
- ページタイトルに「"」が入っている時のバグを修正
- スライドショーブロックに「ハンドル」ではなく、「縦幅」の情報を間違って取得しようとした為に、サーバーによっては fetal error が出てしまうバグを修正。
- MySQLが制限モードの際、ジョブの実行日時にエラーが出てしまうバグを修正
- エリアスを作成時、いくつかのエリアスがナビゲーションから消えてしまうバグを修正
- concrete5のルートディレクトリーに設置されている、ギャラリーブロック等のアイテムを自動的に読み込むエラーを修正。
- カスタムテンプレート使用時、ルートディレクトリーに特定アイテムがない場合、存在すればconcrete5コアーの特定アイテムを読み込むように修正
- エリアスページ順がうまく行かないバグを修正
- 記事ブロック中の内部ブロックリンクのバグを修正
- 「ナビから外す」をチェックしたページをきちんと「ページリストブロック」からも外されるように修正。
- 管理画面のアクセス解析等の見栄えを改善
- 5.2から5.3にアップグレードした際に、いくつかの管理画面用ページを作成しないバグを修正。
- 翻訳用テキストの改善
- 通知メールの文字エンコード問題の改善
- 「管理画面」 - 「ページタイプ」 -「デフォルト」-「編集モード」- デフォルトのブロックを選択 -「子ページの設定」中の子ページ一覧が正常に表示されないバグを修正。
- プロフィールが贈編集モードでswfobjectがきちんとロードされるように設定。
- ブロックを削除後、「移動/削除」が読み込みがうまく行かず、ページを削除出来ないバグを修正。
- IEで、ファイルマネージャーの「置き換え」のメッセージが空白になるバグを修正
開発者向けアップデート
- "on_user_change_password" システムイベントのサポートを追加。on_user_updateに独立性を持たせパスワードを渡すようにできました。
- パッケージのアンインストールのサポートを追加。追加プロックやページのアンインストールをパッケージアンインストール時に可能になり、パッケージがuninstall()関数を定義出来るようになりました。.
- コアーブロック全てが、inc()関数を使用し、全てのファイルが正常に読み込まれるようにしました。
- コアー部分が、ローカル部分に、より正常に置き換え(overrideされ)られるようになりました
以上